グロップの社会保険はどうなっている?加入条件と確認ポイントを解説

グロップの社会保険加入は、勤務時間や契約条件によって決まります。一定の条件を満たせば、健康保険や厚生年金などの社会保険に加入できるケースがあります。

この記事では、加入条件と確認ポイントを整理します。

グロップで社会保険には加入できますか?


勤務条件を満たしていれば、社会保険に加入できるケースがあります。職場で社会保険に加入すると、ケガなどの際に手厚い保障が受けられ、将来受け取る厚生年金が上乗せされるなどのメリットがあります。

グロップをはじめ、派遣社員の一般的な社会保険加入の仕組みを説明します。

グロップも社会保険に加入できる

人材派遣会社「グロップ」へ登録して働く方が、加入条件を満たすと社会保険へ加入できます。加入対象の方には個別で連絡しており、必要な手続きはグロップ側で行うため、就業された方が難しい手続きをとることはありません。

社会保険へ加入すると、保険料は会社の給与計算に従って給与から控除されます。

社会保険の種類

グロップで加入できる社会保険は、健康保険・厚生年金保険・雇用保険の3種類です。(災保険は就業するすべての労働者が対象です。)ただし介護保険は、対象年齢になると自動的に健康保険料とあわせて介護保険料も徴収されます。

給与から控除するため手取り額がいくらになるかの確認を、事前にしましょう。もしもや将来に備えられる社会保険ですが、生活に必要な収入が不足する事態は避けましょう。

社会保険の加入は任意ではない

社会保険、特に健康保険と厚生年金の加入条件をクリアした場合、任意で加入を選べるわけではありません。グロップ規模の企業では強制加入になるため、中には社会保険料の天引きを負担に感じる方もいるかもしれません。

しかし加入は企業側の義務のため、加入の拒否は不可です。国民健康保険や国民年金のままでよいとあなたが考えたとしても、企業側の義務だからです。

ちなみに従業員数5人に満たない個人事業所などでは、事業主及び従業員の半数以上の同意があった場合、社会保険へ任意で加入します。

社会保険の加入条件は?

一定の勤務時間や契約期間を満たすことで、加入対象となることがあります。社会保険とは健康保険・介護保険・厚生年金保険・雇用保険・労災補償の5種類があり、それぞれ加入条件が異なります。

それぞれの加入条件について解説します。

健康保険・厚生年金保険

派遣社員の場合、健康保険への加入条件は2つのどちらかに該当することが必要です。
【1】2か月以上契約しており、1週間かつ1か月の所定労働時間が正社員の4分の3以上ある人

【2】以下4つの条件について全て該当する人
・1週間の所定労働時間数が20時間以上ある
・雇用契約期間が2か月以上と見込まれる
・月額賃金が8.8万円以上ある
・学生でない

介護保険

介護保険は40歳以上の健康保険加入者全員が加入します。1号被保険者は65歳以上の人、2号被保険者は40歳以上65歳未満の人です。

2号保険者は社会保険料とあわせて給与から引かれます。また、海外に住民票がある人や、国指定の介護保険適用除外施設へ入院・入所している期間は対象外です。

雇用保険

雇用保険へ加入するには、以下の4つの条件に該当することが必要です。
【1】適用事業所へ勤務している
労働者がひとりでも雇用している事業は、全て適用事業者です。例外はありますが、グロップは適用事業者にあたります。

【2】1週間あたりの所定労働時間が20時間以上ある
【3】継続して31日以上雇用される見込みがある
【4】被保険者とならない者にあたらない
被保険者とならない者とは、学生・会社役員・事業者の同居親族などをいいます。条件が細かいため、事前確認をしましょう。

労災保険(労働者災害補償保険)

事業者は、労働者をひとりでも雇用している場合「強制適用事業所」となるため、労災保険への加入が必要です。派遣社員の場合は登録した派遣会社で適用されるため、グロップで加入します。

会社役員や業務委託として働く人は原則として労災保険の加入対象外ですが、グロップへ登録して就業する場合は該当しないので問題ありません。

社会保険の内容は?


会社に勤める人が対象となる社会保険には、「健康保険」、「厚生年金」、「雇用保険」といった5つの保険があります。ここでは、これら5つの社会保険の内容を詳しく解説していきます。

医療を受けるための健康保険

業務以外での病気・ケガ・出産などで、医療を受ける際に使える保険です。具体的な給付内容の一部を紹介します。

派遣会社所属の健康保険組合などの被保険者になると、医療機関窓口での医療費負担は原則3割に抑えられます。入院や手術などで高額の医療費を払う際の費用補助や、療養のため働けない期間を生活保障する傷病手当金、出産費用や産休中の生活保障に活用できる出産育児一時金・出産手当金なども、健康保険へ加入すると給付されるお金です。

介護が必要な方を支える介護保険

介護保険サービスを受ける際に利用できる保険です。65歳以上の1号被保険者が、寝たきり・認知症などによって介護が必要になった(要介護状態)、または家事や身の周りのことに対し日常生活の支援が必要になった(要支援状態)場合、サービスを利用できます。

40~65歳未満の2号被保険者であっても、老化が原因とされる特定疾病が原因で要介護状態または要支援状態になった際、サービスを受けられます。介護保険サービスを受けるには、要介護認定、または要支援認定を受けることが必要です。

認定は派遣会社ではなく、お住いの市区町村の役所内にある福祉課など、介護に関する窓口へ相談しましょう。

高齢者などの生活を支える厚生年金保険

厚生年金保険は、高齢者・障害者・被保険者本人が亡くなったあとの遺族の生活を支えます。具体的な給付の一部を紹介します。

【1】老齢厚生年金は、老齢基礎年金に上乗せして65歳から受け取れるものです。老齢基礎年金を受け取れる人で厚生年金加入期間がある場合、金額が上乗せされます。

【2】障害厚生年金は、厚生年金加入者がケガや病気によって障害を負ったとき、支給される障害基礎年金に上乗せされるものです。障害の程度により1~3級に分かれています。

【3】遺族厚生年金は、以下4つの条件のうちひとつでもあてはまる遺族が受給対象です。
・厚生年金保険の被保険者の状態で亡くなった
・厚生年金保険の被保険者期間に初診日があり、その病気やケガが原因で初診日から数えて5年以内に亡くなった
・1級または2級障害厚生(共済)年金を受け取っている人が亡くなった
・老齢厚生年金受給資格を持つ人が亡くなった

雇用の継続などに関わる雇用保険

雇用保険とは、労働者の生活と雇用の安定、就職促進を目的とし、失業者や教育訓練を受ける人などへ失業等給付を支給する公的保険制度です。具体的な手当には、失業時の生活を支える基本手当(いわゆる失業手当)、失業後の再就職促進の技能習得手当、再就職先決定後に条件によって支給される就業促進手当などがあります。

その他、指定の教育訓練を受けて取得すると教育訓練給付金を受け取れ、育休中に受け取る育児休業給付金や介護休業給付の支給も雇用保険から行われます。

労働中のケガなどに関わる労働者災害補償保険

労災保険は、業務中または通勤中に生じた事故により、ケガ・病気・障害・死亡した場合に、被害をこうむった労働者や遺族が一定の給付金を受け取れる公的保険制度です。具体的な補償範囲を紹介します。

・療養給付または休業給付:業務、または通勤時の負傷や病気を補償
・障害給付:障害が残った場合に、等級に応じて給付金や年金を支給
・遺族給付:業務または通勤時に労働者が亡くなった場合、遺族へ給付金や年金を支給

社会保険で確認すべきポイントは?

加入開始時期や自己負担額を事前に確認することが重要です。社会保険へ加入できる案件だとわかった段階で、担当者へ次の3点を確認しましょう。

あわせて社会保険加入をしてグロップで働いた人の声も紹介します。

加入対象者にあたるか確認する

社会保険ごとに加入条件があるため、条件をクリアした案件を選ぶことが加入につながります。希望条件のひとつに社会保険の加入をあげておくと、担当者も仕事を紹介しやすくなります。

社会保険の加入手続きはグロップが行うため、必要書類などを求められた場合は忘れずに提示しましょう。

加入開始時期を尋ねる

社会保険の加入日は、2か月以上継続した勤務が見込める、かつ労働時間と賃金の条件に該当した場合に、契約を結んだ初日です。もし当初の契約は2か月未満で、あとから2か月を超える契約に変更になった際は、更新日から社会保険へ加入できます。

加入条件を満たしているにもかかわらず加入していなかった場合、さかのぼって入れる場合があります。

自己負担額を知っておく

グロップで社会保険に加入すると、会社の給与計算に従って給与から控除します。自己負担額がいくらかを、就業前に確認しましょう。

給与から天引きの形になり手取り額が減少するため、生活に必要な収入が足りているか確認し、問題ない状態で就業しましょう。企業の社会保険への加入は手厚い補償が魅力ですが、まとまった保険料がかかります。

生活に支障をきたさないためにも、自己負担額は事前にチェックします。

【良い口コミ】社会保険料が安くなった

家族の介護のために前職を退職し、国民健康保険へ加入してアルバイトしながら生活していました。今思うと、国保は保険料が高く頑張って支払っていたと思います。

家族の体調が安定し、定期的に施設のお世話になれることが決まったので、契約社員として働こうとグロップさんへ登録しました。社会保険に加入できる案件を希望すると、勤務地が近くて働きやすそうな職場が見つかりすぐに応募しました。

給料明細を見て、社会保険料が国保のときより安くなっていて嬉しかったです。家族も私の扶養に入れたので、支払いが軽くなりました。

おかげで介護に使った費用を補填できそうです。

【良い口コミ】もしものときに備えられて安心できる

私は高齢の母とふたり暮らしないので、母にもしものことがあると世話をしなくてはなりません。また、私が失業して収入が途絶えたときにも備えることが必要です。

その点、グロップさんは雇用保険にも加入できて、失業時などにも備えられます。紹介してもらった職場は雰囲気がよく、就業初日から周りに助けられて気持ち良く続けられています。

製造業の仕事は初めてでしたが、マニュアルがしっかりしていて先輩から丁寧に指導してもらえたおかげで、すぐに覚えられました。

【良い口コミ】保険料が思ったより安かった

今まで短時間のバイトを転々としてきて、会社の社会保険へ入ったことがなく、個人での支払いに負担を感じていました。今回、グロップへ登録してしっかり働こうとしたところ、社会保険加入できると知り、また負担が大きいのかとはじめは心配でした。

しかし、企業が保険料の半分を負担してくれるとわかり、お得に感じます。グロップの案件は給料も高い上に待遇もよいので、できれば長く働きたいです。

【気になる口コミ】自己負担額が大きくて手取りが減った

社会保険は会社で入りたいと思い、グロップの担当の方にも伝えていました。労働時間などの条件をクリアできたので、加入できると聞き、翌月の給与から引かれることにも了承しました。

実際社会保険料を控除されたあとの手取り額が思ったよりも少なく、考えていた貯金はできない状態に。あらかじめ保険料はいくらかを聞いておけばよかったです。

残業をもう少し増やせないか、担当の方を通して相談しようと思います。

グロップの社会保険まとめ

グロップの社会保険加入は、勤務条件によって判断されます。グロップへ登録し、一定の勤務時間や頻度、年齢などの条件で加入可能な社会保険がある場合、グロップ側で手続きを行います。

具体的な社会保険は、健康保険・厚生年金保険・雇用保険です。社会保険へ加入すると、医療費の負担が軽くなったり失業時の給付などがあったり、手厚い補償を受けられますが、毎月保険料の支払いが必要です。

事前に保険料はどのくらいか、担当者へ尋ねておくと安心です。もし働きたい職場で社会保険加入が難しかったとしても、条件を満たした他の職場では加入できるケースがあります。

あらかじめ社会保険加入も希望条件にあげて、仕事探しをしましょう。

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